FreeBSDでfstabの設定に失敗して起動しなくなったときの対処

初出:2005/07/18
更新:2005/07/18

FreeBSDでfstabの設定に失敗すると、起動時に以下のようなエラーが出て止まってしまいます。

THE FOLLOWING FILE SYSTEM HAD AN UNEXPECTED INCONSISTENCY:
/dev/ad2s2e (/data) ←注:ここが設定ミスの記述部分
Automatic file system check faild . . . help!
Enter full pathname of shell or RETURN for /bin/sh:

その場合は以下のようにして設定を修正します。

  1. 上記メッセージが出たら、Enterキーを押します。
  2. 「/bin/cat /etc/fstab」と入力します。
  3. 「/」をマウントしているデバイスをメモします(例えば /dev/ad0s1a)。
  4. 「/usr」をマウントしているデバイスをメモします(例えば /dev/ad0s1f)。
  5. ルートをマウントするため、「mount /dev/ad0s1a /」と入力します(デバイスはメモしたもの)。
  6. /usrをマウントするため、「mount /dev/ad0s1f /usr」と入力します(デバイスはメモしたもの)。
  7. 「/usr/bin/ee /etc/fstab」と入力してeeエディタを起動します。
  8. 間違った記述をコメントアウトするか修正します。
  9. 再起動します。


Copyright © 2005 H'Imagine.
All rights reserved.