LAME ACMの設定で96kbps Stereoを使う方法

初出:2007/09/02

AVIUTLなどのエンコードツールで、音声にMP3のLAMEコーデックを指定するとき、サイズを抑えるために音質を「44100KHz/96kbps/Stereo」や「44100KHz/64kbps/Stereo」などにしたいことがあるかもしれません。しかし選択画面には「Mono」しか出てきません。

そこで、LAMEの選択画面でもっとたくさんの種類を選べる方法をご紹介します。

以下の方法はWindowsXPです。

  1. コントロールパネルを開きます。
  2. 「サウンドとオーディオデバイス」を開きます。
  3. 「ハードウェア」タブをクリックします。
  4. 「オーディオ CODEC」をダブルクリックします(または「プロパティ」ボタンを押す)。
  5. 「プロパティ」タブをクリックします。
  6. 「LAME ACM MP3 CODEC」をダブルクリックします(または「プロパティ」ボタンを押す)。
  7. 「設定」ボタンを押します。
  8. 「Smart Encode」のチェックを外します。
  9. 「OK」ボタンを押して、開いた全てのウィンドウを閉じてください。
  10. これでたくさんの種類が選べるようになりました。

こんな感じで、奥深くにLAME ACMの設定画面があります。「Smart Encode」というのは、圧縮しすぎて音質に悪影響が出ると思われる設定を隠してしまう機能です。そのためチェックを外せば全ての設定が表示されます。なお、ABRを使わない場合は「Average BitRate」のチェックを外しておくと設定画面に表示されなくなります。

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